2022年09月07日
次のようなご質問をいただくことがあります。
<質問>
学習時間を増やす工夫はありますか。
合格している方は、仕事をしながら、どのように学習時間を確保しているのでしょうか。
次のように回答させていただきました。
<回答>
①細切れ時間・手待ち時間の有効活用
学習時間を増やす手段としては、やはり細切れ時間・手待ち時間を有効に活用することにつきるので、仕事の合間などの時間に、テキストを読んだり問題を解いたりすることになると思います。
そのためには、思わぬ空白の時間が生じた際に、手元にいつもテキストや問題集等の学習グッズがすぐに準備できるかどうかにかかっています。
②集中力が高まる時間帯を見極め、場所を定める
一定の学習時間が取れるのであれば、量(時間)を今以上増やすことより、質(集中力)を高めることを考えてください。
まず、「はかどる時間帯が『いつ』なのか」を考えてください。
自分は朝型なのか、夜型なのかを見極めてください。
続いて、「はかどる場所が『どこ』なのか」です。
自宅なのか、それとも外の方がはかどるのか。
できればどちらも利用すべきでしょうが、どちらに重きをおくかです。
家の中よりも外の方が学習がはかどる人の場合は、図書館や自習室、コーヒーショップ・喫茶店などを利用することになるでしょう。
ただし、ひとえに喫茶店と言っても、明るさ、すわりごごち、隣の人との距離、タバコの煙、流れてくる音楽など、自分が集中できる環境かどうかを見定めないとなりません。
集中できる時間帯と場所を定めることで、同じ学習時間でも学習効率が断然違うことになります。
③目的意識を持つ
社労士の資格を取得したい目的意識を明確に定めると学習する時間が引き締まります。
この場合、「正の目的意識」を強く持つか、
「負の目的意識」を強く持つか、その両方を意識するかです。
・正の目的意識
・・・【将来の夢】社労士として、世の中の役に立つ仕事がしたい。
将来のなりたい姿。
・負の目的意識
・・・【現状打破】このままではいけない。
なんとかしないといけないという危機感。
④毎日の学習時間を記録する
毎日の学習時間を記録してみてください。
「トータル100時間を超えたぞ!」などと、節目には「自分へのご褒美」をあげてもいいでしょう。
数字が加わると、結構、励みになりますよ。
この①~④のいずれかでも実行できると、学習に弾みが付きモチベーションも上がります。
その結果、おのずと学習時間が増えることにもつながります。
ぜひ、実践してみてください。
2022年09月06日
社会保険労務士の受験を指導している先生で、佐藤としみ先生の名前をよく聞きます。
不躾な質問で申し訳ありませんが、どのような先生でしょうか。
おおまかな特長を申し上げますと次のとおりです。
・以前、ナレーターをしていましたので、しゃべりが流暢です。
・工場等の危険を伴う職務が多い会社が顧問先に多かったこともあり、安衛法を専門としています。
・専門用語を使う際にも、再度、用語の意味を繰り返すなど、受講生を途中で置いてけぼりにしません。
・理詰めで話を展開していきますが、語呂合わせも多用します。
・わかりやすい図表を多く使用します。(テキストに掲載されている図表も佐藤としみ講師が作成していますが、加えて講師レジュメでも追加しています。)
・横断整理が得意で、通常のインプット講義の際から触れていきます。
・白書・統計数値の講義に定評があり、インプット(白書・統計数値対策講座)、アウトプット(白書・統計数値解きまくり)とも深みがある講義を展開します。
佐藤 としみ講師
実際にお聴きいただいた方が早いと思いますので、無料体験にお越しいただくか、こちらをご覧ください。
2022年09月05日
始めて社労士の学習をしようと思っている方からの質問です。
フルパック☆プラスの学習が始まるまでに、どのような勉強をしておけば良いでしょうか?
[回答]
労基法等の関連の入門的な書籍をお読みいただくのがよいと思います。
学習開始の時期は、最初の講義開始を合図に懸命に取り組んでいただくとして、学習開始までは、関連する読み物で意識を高めていただけると、これからの学習のモチベーションも上がりますし、目的意識も高まるのではないでしょうか。
書店でご覧になって、ご自分が興味を持ちそうなものを選んでいただき、お読みいただくのがよいとは思いますが、ひとつの例として、次のような書籍がありますので、ご紹介いたします。
<1>
図解 わかる 労働基準法(新星出版社)
労働基準法テキストの要旨を単元ごとに簡単にまとめたような内容です。
それだけに、労基法を学習する前段の自己啓発としては試験に直結する役立つ内容であるともいえますので、社労士試験を意識した学習をしておきたい人にはお薦めです。
※この手の書物はたくさんあります。実際に書店でページを開いてみて、読みやすいか、興味がわくかどうかを考慮して購入してください。
<2>
60分でわかる! 働き方改革 超入門(技術評論社)
<1>の書籍は、どちらかというと労基法テキストの簡略版のような内容ですから、ちょっとかたいので、入りにくいという方は、こちらの書籍の方が読みやすいと思われます。
左ページに文章、右ページに図、表、絵があり、短期間で読み進めていける内容です。
他にも、いろいろあるとは思いますし、労基法ではなくてもいいとは思いますが、最初の走り出しのきっかけにはなるのではないかと思われます。
フルパック☆プラスの学習が始まるまでのつなぎとしては、こういった書籍は有効だと思われます。
参考にしてみてください。