2017年04月10日

「第2次ランチタイム・スタディ」の第33問です。

「第2次ランチタイム・スタディ」の主旨については、2月21日の佐藤塾ブログの『第2次「ランチタイム・スタディ」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。


さて、33問目は、択一式の労働者災害補償保険法です。

正答率69%の問題です。


<問題( 択一式 労災 問1 )>

〔問〕 厚生労働省労働基準局長通知(「心理的負荷による精神障害の認定基準について」(平成23年12月26日付け基発1226第1号)、以下「認定基準」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A 認定基準においては、うつ病エピソードの発病直前の2か月間連続して1月当たりおおむね80時間の時間外労働を行い、その業務内容が通常その程度の労働時間を要するものであった場合、心理的負荷の総合評価は「強」と判断される。

B 認定基準においては、同僚から治療を要する程度のひどい暴行を受けてうつ病エピソードを発病した場合、心理的負荷の総合評価は「強」と判断される。

C 認定基準においては、身体接触のない性的発言のみのセクシュアルハラスメントである場合には、これによりうつ病エピソードを発病しても、心理的負荷の総合評価が「強」になることはない。

D 認定基準においては、発病前おおむね6か月の間の出来事について評価することから、胸を触るなどのセクシュアルハラスメントを繰り返し受け続けて9か月あまりでうつ病エピソードを発病した場合、6か月より前の出来事については、評価の対象にならない。

E 認定基準においては、うつ病エピソードを発病した労働者がセクシュアルハラスメントを受けていた場合の心理的負荷の程度の判断は、その労働者がその出来事及び出来事後の状況が持続する程度を主観的にどう受け止めたかで判断される。


-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step1 正解は・・・



B

   

-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step2 解説

A ☓  (平23.12.26基発1226第1号) 直前の2か月間に1月当たりおおむね「120時間」以上の時間外労働を行った場合、心理的負荷の総合評価は「強」と判断される。なお、2か月間連続して1月当たり80時間以上の時間外労働を行った場合の心理的負荷の総合評価は「中」と判断される。

B 〇  (平23.12.26基発1226第1号) 本肢のとおりである。他にも、同僚等による多人数が結託しての人格や人間性を否定するような言動が執拗に行われたことにより発病した場合等も、心理的負荷の総合評価は「強」と判断される。

C ☓  (平23.12.26基発1226第1号) 身体接触のない性的な発言のみのセクシュアルハラスメントであって、①発言の中に人格を否定するようなものを含み、かつ継続してなされた場合、②性的な発言が継続してなされ、かつ会社がセクシュアルハラスメントがあると把握していても適切な対応がなく、改善がなされなかった場合には「強」と判断される。

D ☓  (平23.12.26基発1226第1号) セクシュアルハラスメントのように、出来事が繰り返されるものについては、発病の6ヵ月よりも前にそれが開始されている場合でも、発病前6ヵ月以内の期間にも継続しているときは、開始時からのすべての行為を評価の対象とする。

E ☓  (平23.12.26基発1226第1号) 「主観的にどう受け止めたか」ではなく、「同種の労働者が一般的にどう受け止めるか」という観点で評価される。なお、「同種の労働者」とは職種、職場における立場や職責、年齢、経験等が類似する者をいう。


-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step3 コメント

・択一式の労働者災害補償保険法の問1は、心理的負荷による精神障害の認定基準からの出題でした。難解な箇所ですが、出題されやすい問題でもあるため、対策が進んでいた人が多かったと思われます。



今日は練習問題はありません。

来週もがんばりましょう。
☞ 次の【第2次ランチタイム・スタディ 34】をご覧になりたい方はこちら




2017年04月09日

こんにちは。
メルマガ担当の栗原さおりです。

桜が満開という感じになりましたが、
菜の花も綺麗ですね。春を感じる日々です。

菜の花








そして、いよいよプロ野球が開幕しましたね。
スポーツ大好きな私にとって、楽しいシーズンがやってきました。

皆さんは、好きな球団や選手は、いらっしゃいますか?
私は、イチロー選手が大好きです。

イチロー選手は、いろんな名言を残していますが、私が
一番好きな言葉は、これです!

『 壁というのは、できる人にしかやってこない。
  超えられる可能性がある人にしかやってこない。
  だから壁があるときは、チャンスだと思っている 』


いかがでしょうか。
社労士試験勉強でも壁を感じることがあると思いますが、
その時こそ、チャンスです!

グイグイ頑張っていきましょう!



2017年04月07日

毎年好評! 独学者のための過去問解説90分シリーズ

佐藤としみの労働基準法“賃金割増賃金”マスター

~基本知識の習得! 判例&事例問題攻略!~

----------------------------------------------------------------------------------------------

本試験合格には過去問対策は欠かせませんが、“自己流で”“単に回数をこなす”だけでは、知識として定着しづらく、解答力に結び付かない可能性があります。
本講義では、「10年分過去問題集」の中から重要論点をピックアップし、押さえるべきポイントと攻略法をお伝えします。

<LIVE講義> 予約不要・無料

□東京本校 5月20日(土) 13:00~14:30
□名古屋本校 5月7日(日) 18:00~19:30


<同時放映> 予約不要・無料
・大阪本校 5月20日(土) 13:00~14:30
・京都本校 5月20日(土) 13:00~14:30
・名古屋本校 5月20日(土) 13:00~14:30
・横浜本校 5月20日(土) 13:00~14:30
※VB(ビデオブース)の取扱いはありません。

<通信>
・Web・・・3,500円
・DVD・・・3,900円


●10年分過去問題集①労働法編をお持ちください
●お持ちでない方もご参加いただけます
  (当日貸出制度あり 要返却)

過去問①表紙

※5月20日(土)当日は、14:45より、「得点力を大きく引き上げる法則とは?」(LIVE無料ガイダンス)を実施します。合わせてお聴きください。