2024年12月07日
「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の53日目は、「「令和5年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)」から「女性の雇用管理の実態」の調査記載内容です。
女性の雇用管理の実態
【「令和5年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)】
(2)正社員・正職員の採用状況
令和5年春卒業の新規学卒者を採用した企業割合は22.6%となっている。
採用した企業について採用区分ごとにみると、総合職については「男女とも採用」した企業の割合が56.4%と最も高く、次いで「男性のみ採用」が30.1%となっている。
限定総合職では「男性のみ採用」が39.1%と最も高く、「男女とも採用」は34.6%、「女性のみ採用」は26.3%となっている。
一般職では「女性のみ採用」が40.9%、「男性のみ採用」が33.2%となっている。
<ポイント>
・新規学卒者を採用した企業は、約5社に1社です。
・総合職の採用は「男女」、限定総合職は「男性」、一般職は「女性」が高い状況です。
次回もがんばりましょう。
2024年12月05日
「ランチタイム・スタディ2025統計数値」の52日目は、「「令和5年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)」から「女性の雇用管理の実態」の調査記載内容です。
女性の雇用管理の実態
【「令和5年度雇用均等基本調査」の概況(企業調査)】
(1)正社員・正職員の男女比率及び構成比
正社員・正職員に占める女性の割合は27.3%と、前回調査(令和4年度26.9%)より0.4ポイント上昇した。
これを職種別にみると、総合職21.5%、限定総合職35.4%、一般職34.5%、その他20.1%となっている。
[職種別正社員・正職員の男女比率]
<ポイント>
・正社員・正職員全体の女性の割合は3割弱です。
・総合職だけでみると、女性の割合は約2割と5人に1人です。
・一般職、限定総合職それぞれの女性の割合は、約34~35%と3人に1人です。
女性の正社員・正職員に占める各職種の割合は、一般職が43.5%と最も高く、次いで総合職38.6%、限定総合職13.6%の順となっている。
[男女別職種別正社員・正職員割合]
<ポイント>
・女性の職種で割合が多い順は、①一般職、②総合職、③限定総合職、になります。
次回もがんばりましょう。
2024年12月04日
というのは、「将来、社労士で独立開業して、顧問先を増やして、企業の状況に応じた的確な就業規則を作りたい。」と思えば、労働基準法の就業規則の箇所を学習する際には力が入りますし、「労使紛争を未然に防ぎ、起こってしまった場合には解決の手助けをしていきたい。」と思えば、判例の学習にも気合が入ります。
このように、自分が社労士として、何をしたいのかが明確であればあるほど、その分野に近い項目を学習する際には力を入れて学習しようと思いますし、そこが得意だと言いきれなければ成功することもないでしょうから、学習していくうえで必然的に得意な箇所ができることになります。
年内の今であれば、再度、この資格を取りたい真の理由は何なのかを自問自答するいい機会なので、少し考えてみてはいかがでしょうか。
今ならそういう時間を取ることが可能です。
年末年始の休みに考える時間を作ってもいいかもしれません。
できれば、
①社労士としてやりたいことは何かを明確にする。【将来ビジョンの明確化】
②その分野については興味を持って学習し、他人よりも秀でていないといけない。【得意分野を作る】
③ただ、それだけでは合格できないので、他の分野(たとえば、年金)も克服しなければならない。【苦手分野の克服】
④将来の描いた姿どおりになりたければ、力を振り絞って学習していかないとならない。【めげずに頑張る】
の手順です。
ところが、社労士の資格を取りたいということが目標になってしまうと、「試験に出題されるところを理解しないといけない。」という思いが強くなってしまい、詰め込みの学習になってしまう可能性があります。
この場合、得意分野を作ろうなどとはあまり思いません。
なぜなら、資格を取ることが最終目標になってしまうと、試験に合格するためだけに学習をすることを意味しますので、得点を取るということだけを考えた場合、得意分野を作るということより、苦手分野を作ってはならない方が強くなってしまうからです。
その気持ちの持ち方自体が必ずしも悪いとは言えませんが、ただ、そうなると学習自体が面白くなく、どちらかというと辛いものになってしまい、長続きしない、あるいはモチベーションが上がらないため、学習がはかどらないことになってしまう可能性が高いように思われます。
学習する期間が短期で済むものであれば「辛くても我慢して丸覚えしていく。」でもいいのですが、1年弱というそれなりの長期間、学習を継続していかなければならないことを考えると、難しいように思われます。
ただ、そうはいっても、「私は別段、社労士として何かやりたいというものがある訳ではないんだよなぁ。」という人もいるでしょう。
むしろ、そういう人の方が多いのかもしれません。
その場合、興味・関心が高い分野を深堀りしていってみてください。
その延長線上に、やりたいことがみつかるかもしれません。