2016年09月19日

次のようなご質問をいただきました。

<質問>
「学習時間を増やす工夫や気構え」について教えてください。


次のように回答させていただきました。

<回答>

①細切れ時間・手待ち時間の有効活用

学習時間を増やす手段としては、やはり細切れ時間・手待ち時間を
有効に活用することにつきるので、仕事の合間などの時間に、
テキストを読んだり問題を解いたりすることになると思います。
そのためには、思わぬ空白の時間が生じた際に、手元にいつもテキストや
問題集等の学習グッズがすぐに準備できるかどうかにかかっています。



②集中力が高まる時間帯を見極め、場所を定める

一定の学習時間が取れるのであれば、量(時間)を今以上
増やすことより、質(集中力)を高めることを考えてください。

まず、「はかどる時間帯が『いつ』なのか」を考えてください。
自分は朝型なのか、夜型なのかを見極めてください。

続いて、「はかどる場所が『どこ』なのか」です。
自宅なのか、それとも外の方がはかどるのか。

できればどちらも利用すべきでしょうが、どちらに重きをおくかです。
家の中よりも外の方が学習がはかどる人の場合は、図書館や
自習室、コーヒーショップ・喫茶店などを利用することになるでしょう。

ただし、ひとえに喫茶店と言っても、明るさ、すわりごごち、
隣の人との距離、タバコの煙、流れてくる音楽など、
自分が集中できる環境かどうかを見定めないとなりません。

集中できる時間帯と場所を定めることで、同じ学習時間でも
学習効率が断然違うことになります。



③目的意識を持つ

社労士の資格を取得したい目的意識を明確に定めると
学習する時間が引き締まります。
この場合、「正の目的意識」を強く持つか、
「負の目的意識」を強く持つか、その両方を意識するかです。

・正の目的意識
 ・・・【将来の夢】社労士として、世の中の役に立つ仕事がしたい。
            将来のなりたい姿。
・負の目的意識
 ・・・【現状打破】このままではいけない。
           なんとかしないといけないという危機感。
  (この点は、後日、ブログで多少、詳しくお伝えいたします。)



④毎日の学習時間を記録する

毎日の学習時間を記録してみてください。
「トータル100時間を超えたぞ!」などと、節目には
「自分へのご褒美」をあげてもいいでしょう。
数字が加わると、結構、励みになりますよ。



この①~④のいずれかでも実践できると、学習に弾みが付き、
モチベーションも上がります。
その結果、おのずと学習時間が増えることにもつながります。
ぜひ、実践してみてください。



2016年09月18日

9月25日(日)に相談会を実施いたします。

お一人様40分で先着8名様限定とさせていただきますので、
学習の仕方等で悩みやご相談のある方は予約をしてください。

東京本校に来所いただくか、電話でお話をするかのいずれでも結構です。
(お越しいただける方は、できるだけお越しください。)
講座責任者の右田(社会保険労務士・CFP)が対応させていただきます。

時間割ですが、相談開始時刻で、①~⑧の設定としています。(1枠40分)
①10:00~、②10:50~、③11:40~、④13:00~、
⑤13:50~、⑥14:40~、⑦15:30~、⑧16:20~ 
となります。
 
[手順]
・03-3360-3371(辰巳法律研究所東京本校)に電話をしていただき、予約をしていただきます。
・「氏名、性別・年代層、電話番号、受験回数〇回、今年の得点状況、来所か電話か、枠(①~⑩)の希望」をお伝えください。
・来所の方は、その時刻までに東京本校へお越しください。
・電話の方は、その時刻に電話がかかってくるのをお待ちください。
 (3分過ぎても電話が無い場合はお手数ですが、電話でその旨、連絡をお願いします。)

どのように学習すれば合格できるかをアドバイスさせていただきます。
疑問や不安や心配事は、今のうちに解決してしまいましょう。




2016年09月17日

厚生労働省は9月15日、世帯ごとの所得格差などを示す2014年の「所得再分配調査」の結果を発表しました。

所得格差を表す「ジニ係数」は、税金などを支払う前の所得(公的年金などの給付を除く)にあたる「当初所得」で0.5704(前回比0.0168ポイント増)となり、過去最大を更新し所得格差が広がりました。
厚生労働省は「高齢者と単身世帯の増加」が要因であるとしています。

所得などの分布の均等度を示す指標として、最もよく用いられるものに「ジニ係数」がありますが、社労士試験では、厚生労働白書にもよく登場する語句です。
せっかくの機会ですので、ここでは、ジニ係数の意味を押さえておきましょう。

<ジニ係数の求め方>
世帯(又は世帯員)を所得の低い順に並べて、世帯数(又は人数)の累積比率を横軸に、所得額の累積比率を縦軸にとってグラフを書く(この曲線を「ローレンツ曲線」という。)。

全世帯の所得が同一であれば、ローレンツ曲線は原点を通る傾斜45 度の直線に一致する。
これを「均等分布線」という。
逆に、所得が不均等でバラツキが大きければ大きいほどローレンツ曲線は均等分布線から遠ざかる。

仮に、1世帯が所得を独占し、他の世帯の所得がゼロである完全不均等の場合には、ローレンツ曲線は「ABC線」になる(図参照)。
ジニ係数は、ローレンツ曲線と均等分布線とで囲まれる弓形の面積が均等分布線より下の三角形部分の面積に対する比率をいい、0から1までの値をとる。

0に近いほど所得格差が小さく、1に近いほど所得格差が大きいということになる。

ジニ係数の図


再分配所得:当初所得から税金、社会保険料を控除し、社会保障給付(現金、現物)を加えたもの

ジニ係数の求め方や細かい内容を社労士試験で問われることは考えにくいのですが、厚生労働白書でジニ係数が取り上げられることはよくありますので、選択式で「ジニ係数」という語句自体が抜かれることは考えられます。

また、「ジニ係数は0に近いほど所得格差が小さく、1に近いほど所得格差が大きい」「ジニ係数は過去最大を更新し所得格差が広がっている」ことは覚えておいて損はありません。

この機に押さえておきましょう。