2023年08月04日
「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の170日目は、「令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果」から「高年齢者雇用確保措置の実施状況等」の推定予想問題です。
〔問〕 高年齢者雇用確保措置(以下、「雇用確保措置」という。)の実施状況等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。なお、本問は「令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果」を参照しており、当該調査による用語及び統計等を利用している。
A 高年齢者雇用確保措置の実施済企業のうち、①「定年制の廃止」により雇用確保措置を講じている企業は3.9%、②「定年の引上げ」により雇用確保措置を講じている企業は25.5%、③「継続雇用制度の導入」により雇用確保措置を講じている企業は70.6%となっており、定年制度(①、②により雇用確保措置を講じるよりも、継続雇用制度(③により雇用確保措置を講じる企業の比率が高い。
B 65歳以上の「継続雇用制度の導入」を行うことで雇用確保措置を講じている企業を対象に、継続雇用制度の内容を見ると、希望者全員を対象とする制度を導入している企業は83.0%であった。
C 定年を65歳とする企業の占める割合は42.2%となっている。
D 60歳定年企業において、過去1年間(令和3年6月1日から令和4年5月31日)に定年に到達した者のうち、継続雇用された者は87.1%(うち子会社等・関連会社等での継続雇用者は2.7%)、継続雇用を希望しない定年退職者は12.7%、継続雇用を希望したが継続雇用されなかった者は0.2%であった。
E 報告した全企業における常用労働者数のうち、60歳以上の常用労働者数の割合は13.5%を占めている。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step1 正解は・・・
C
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step2 解説
A 〇 (令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果) 本肢のとおりである。
B 〇 (令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果)本肢のとおりである。
C × (令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果)定年を65歳とする企業の占める割合は「22.2%」となっている。
D 〇 (令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果) 本肢のとおりである。
E 〇 (令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果) 本肢のとおりである。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
step3 コメント
・高年齢者雇用確保措置の実施状況等からの出題です。おおまかな数字と順番の両方が問われることになるのでやっかいですが、政府は取組みを推進しているところでもあり、気が抜けない箇所になります。
次回もがんばりましょう。
お一人様25分とさせていただきます。
対象となる方は、次の方です。
なお、8月11日に個別相談の予約をしている方で、早い方がいいという方は、6日に予約を入れていただき、備考欄に「11日の予約を6日に変更」の旨、記載してください。
※既に佐藤塾で2023年向けフルパック☆プラス、フルパック等のパックコースを受講いただいている方は、全3回、個別相談を受けることができますが、3回目の個別相談を行う時期です。もちろん、1回目、2回目の方でも結構です。
(以前に書いたことがあるという方であっても、新しい2023年向けのシートの記入をしてください。)
☞「2023年向けパックコース受講生向け個別相談の初回の注意事項」
時間割ですが、相談開始時刻で次の設定としています。(1枠25分)
④13:55~ ⑤14:30
お越しいただける方は、できるだけお越しください。
( 「SOLD OUT」となっている時間帯は、既に埋まってしまっています。)
① 電話か、来所か。⇒ここの記入は重要ですので忘れないようにしてください。
② パック受講中(パック名)か、独学又は他社受講か、合格者か。
③ 相談内容(簡単で結構です。)
[予約日当日]
・電話の方は、その時刻に電話がかかってくるのをお待ちください。
(非通知でかけることになりますので、非通知でも電話がつながるようにしておいてください。)
どのように学習すれば合格の可能性が高くなるかをアドバイスさせていただきます。
本試験までの残りの日数の学習を有意義にするためにも、上手く利用してください。
2023年08月03日
「ランチタイム・スタディ2023統計数値」の169日目は、「令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果」から「高年齢者雇用確保措置の実施状況等」の調査記載内容です。
高年齢者雇用確保措置の実施状況等
【令和4年「高年齢者の雇用状況」集計結果】
(5) 60歳定年企業における定年到達者の動向
60歳定年企業において、過去1年間(令和3年6月1日から令和4年5月31日)に定年に到達した者のうち、継続雇用された者は87.1%(うち子会社等・関連会社等での継続雇用者は2.7%)、継続雇用を希望しない定年退職者は12.7%、継続雇用を希望したが継続雇用されなかった者は0.2%であった。
(6)高年齢常用労働者の状況
報告した全企業における常用労働者数(約3,480万人)のうち、60歳以上の常用労働者数は約470万人で13.5%を占めている。
年齢階級別に見ると、60~64歳が約254万人、65~69歳が約128万人、70歳以上が約88万人であった。
次回もがんばりましょう。