2017年10月23日
「ランチタイム・スタディ」の主旨については、10月1日の佐藤塾ブログの『「ランチタイム・スタディ2017」開始のお知らせ(ブログの記事のご案内)』をご覧ください。
さて、15問目は、選択式の労働基準法です。
正答率88&85%の問題です。
※選択式労基A=88%、B=85%(Aは正答率がBより高いものの同じカテゴリーですので、Bの正答率に合わせここで掲載しています。)
<問題( 選択式 労基 AB )>
最高裁判所は、労働者が長期かつ連続の年次有給休暇の時季指定をした場合に対する、使用者の時季変更権の行使が問題となった事件において、次のように判示した。
「労働者が長期かつ連続の年次有給休暇を取得しようとする場合においては、それが長期のものであればあるほど、使用者において代替勤務者を確保することの困難さが増大するなど A に支障を来す蓋然性が高くなり、使用者の業務計画、他の労働者の休暇予定等との事前の調整を図る必要が生ずるのが通常である。[…(略)…]労働者が、右の調整を経ることなく、その有する年次有給休暇の日数の範囲内で始期と終期を特定して長期かつ連続の年次有給休暇の時季指定をした場合には、これに対する使用者の時季変更権の行使については、[…(略)…]使用者にある程度の B の余地を認めざるを得ない。もとより、使用者の時季変更権の行使に関する右 B は、労働者の年次有給休暇の権利を保障している労働基準法39条の趣旨に沿う、合理的なものでなければならないのであって、右 B が、同条の趣旨に反し、使用者が労働者に休暇を取得させるための状況に応じた配慮を欠くなど不合理であると認められるときは、同条3項〔現5項〕ただし書所定の時季変更権行使の要件を欠くものとして、その行使を違法と判断すべきである。」
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step1 次の選択肢の中から答を選んでください。
Aの選択肢
⑮ 事業の正常な運営
⑱ 繁忙期の人員の配置
⑲ 労働時間の適切な管理
⑳ 労働者の安全配慮義務
Bの選択肢
⑤ 一方的決定
⑨ 合理的変更
⑭ 裁量的判断
⑯ 専権的配分
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step2 正解は・・・
A → ⑮ 事業の正常な運営 (最高裁第三小法廷判決平4.6.23時事通信社事件)
B → ⑭ 裁量的判断 (最高裁第三小法廷判決平4.6.23時事通信社事件)
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step3 コメント
・選択式の労働基準法のA及びBは、最高裁判例(時事通信社事件)からの出題でした。平成22年の選択式でも論点とされた判例であるため、多くの受験生が正解できています。近年、労働基準法の選択式は判例からの出題が目立っていますので、今後も対策していく必要があります。
明日もがんばりましょう。
2017年10月22日
さて、今日は衆議院議員選挙ですので、選挙の形でクイズを考えました。
[問] 次の各党の党首の発言として、不適切なものはどれでしょうか。(なお、この問題は、社労士試験とは直接関係ありません。)
A党首 「我が国でこれ以上、少子高齢化が進むと財政の問題等、更に深刻となり、大変な事態となりうる。」
B党首 「我が国がかかえる大きな問題として、少子高齢化の問題が挙げられる。」
C党首 「我が国の喫緊の課題として、少子高齢化対策を講じなければならない。」
【答】
C党首
【理由】
・「少子高齢化対策」が不適切です。「少子化対策」といえば適切ですが、「高齢化対策」は適切ではありません。「高齢化に伴う各種問題への対策」という表現であればOKです。
というのも、「少子化対策」を講じるということは、子供をたくさん生むことが直接の解決策になりますが、「高齢化対策」を講じるということは、「長生きをしない」ことが直接の解決策になってしまうからです。
言葉尻かもしれませんが、政治家の中でも、相応の役職に就いている人は間違えることはないようです。
【これを社労士試験選択式になぞらえたら・・】
選択式問題で、「・・・・・ A 対策・・・・・」のようになっていた場合に、
選択肢が①少子化 ②高齢化 ③少子高齢化
の3つであった場合には、「①少子化」が正しいということになります。
参考までに・・・
2017年10月21日
エジソンは「発明王」として知られますが、発明家であるとともに、事業家として成功したことから、これほど知られた存在になりました。
子どもの頃は、「どうして2+2は4なの?」とか、「風はどうして吹くの?」などと、先生にあまりに質問することから問題児として学校を退学させられてしまい、母親といっしょにいろいろな実験をして過ごしたようです。
思いついたことをその都度、ノートに残し、一生の間になんとそのノートが3,500冊にもなりました。
「10日にひとつ小さな発明、半年にひとつ大きな発明」を目標に実践していったとのことです。
【エジソンの残した言葉】
・天才とは1%の才能と99%の努力である。
・成功するために一番確実な方法は、かならずもう一度だけ試してみることだ。
・99回の失敗のあとに、やっと1回成功すればいいほうである。
・すばらしい発明だからといっても、自然に広まってはくれない。
・毎日18時間私は働く。これだけ働いたら、人の倍成功しても当たり前だろう。
・本当の偉人とは、多くの心配事を持ちながらも弱音をはかない人である。
社労士受験の学習のモチベーションアップにもなりますね。
参考にしてください。
