2025年03月18日
「ランチタイム・スタディ 2025統計数値」の133日目は、「一般職業紹介状況(令和6年分)について」から「労働力需給の動向」の推定予想問題(一部、過去問を含む)です。
<推定予想問題(労働力需給の動向)>
〔問〕 労働力需給の動向に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
A 厚生労働省では、公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめ、求人倍率などの指標を作成し、一般職業紹介状況として毎月公表している。
B 有効求人倍率とは、有効求人数を有効求職者数で除した率であり、この数値が1より大きいか小さいかで、労働市場の需要超過、供給超過の状態を知ることができる。
C たとえば、有効求人倍率1.08倍とは、仕事を探す人100人に対して108人分の仕事がある状態を指し、1を下回れば仕事不足を意味する。
D 令和6年平均の有効求人倍率は1.25倍となり、前年を下回った。令和6年平均の有効求人は前年に比べ増加し、有効求職者は減少となった。
E 労働市場の動向を示す指標である求人倍率は、求人数を求職者数で除することにより得られる。求人倍率には新規求人と新規求職者の比である新規求人倍率と、有効求人と有効求職者の比である有効求人倍率があり、後者は景気の動向とほぼ一致した動きを示し、前者は先行的な動きを示すとされている。
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step1 正解は・・・
D
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step2 解説
A 〇 (一般職業紹介状況(令和6年)について)本肢のとおりである。
B 〇 本肢のとおりである。
C 〇 (一般職業紹介状況(令和6年)について) 本肢のとおりである。
D × (一般職業紹介状況(令和6年)について) 前段部分は正しいが、令和6年平均の有効求人は前年に比べ「減少」し、有効求職者は「増加」となった。
E 〇 本肢のとおりである。(H13-4A)
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step3 コメント
・「一般職業紹介状況(令和6年)について」から「労働力需給の動向」の択一式問題です。ここでは、令和6年平均の有効求人倍率「1.25倍」という数値をまず覚え、その意味合いと増減を押さえておいてください。
次回もがんばりましょう。

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日頃、みなさんは、どのくらい睡眠をとっていますか?
試験へ向けての学習をしているみなさんにとって、比較的、睡眠時間は短いのではないでしょうか。
本日、3月18日は、「世界睡眠の日」。
実は、睡眠の日は3月18日と9月3日の年2回あるとのことです。
また、経済協力開発機構(OECD)が33ヵ国を対象に行った調査では、日本の1日の睡眠時間(睡眠に充てる時間)は7時間22分と最低であり、全体の平均である8時間28分より1時間以上短く、OECD加盟国の中で睡眠時間が一番長い米国は8時間51分で、日本人よりも1時間半も長く睡眠をとっていることが明らかになっています。
この機に、睡眠について考えてみることも必要なことかもしれません。
ドジャース(野球)の大谷翔平選手や、将棋の藤井聡太七冠も、睡眠をかなり重視しているようです。
ぐっすり寝ることで、集中力のある効率良い学習をしていきたいものですね。